3Dプリンタ体験のできるロボット教室
2021.11.09
 

  スマイルリンク株式会社 大林マリコさん


概要
3Dプリンタの開発を行っているスマイルリンク株式会社さん。3Dプリンタを使った体験やイベントも多数行っている同社。3Dプリンタのあるロボット教室ラボ(おおたfab)の魅力についてインタビューしてみました。
 

 

3Dプリンタを使ってものを作るとか、そういうことを子どもたちに提供するイベントを行われているのですね。

 

大林さん:そうですね。もともと弊社は3Dプリンタのメーカーで、自社で3Dプリンタを開発しています。それで、そういう機会を作ってもらうということでもともと3Dプリンタのイベントをやっていました。弊社では大人も子どもも混ざってやっていますけれども、たとえば大田区の図書館さんなどでは何回か子ども向けに夏休みイベントをやらせていただきました。

 

3Dプリンタでは、たとえばどういったものが作れるんですか?

 

大林さん:3Dプリンタではある意味何でもできるんですけれども、体験教室作るのはネームタグです。6cmぐらいのネームタグを設計して、3Dプリントして持って帰ると

いうところまでやります。

お子さんの反応とかはどうですか?

 

大林さん:すごく興味を持ってやってくれていると思います。楽しそうです。大人もみなさん初めてなので、楽しくやっていると思います。

 

このようなイベントを通じて、3Dプリンタの普及みたいなことを考えていらっしゃるんでしょうか。

 

大林さん:そうですね。普及というか、3Dプリンタというのははじめての方にはとっつきにくいと思いますので、そういう人にとっての小さいステップになればと。入門編として非常にいいかなと思っています。毎月やっていますので、定期的に希望される方がいればという形でやっています。

 

ロボットプログラミング教室というのが気になったのですが、プログラミング教室もされているんですか?これは対面ですか?

 

大林さん:そうです。対面で、学研の仕組みを取り入れています。「もののしくみ研究室・しくみKids」をやっています。

 

2021年4月から新コースもスタートと書かれていますが、これも学研さんのものですか?

 

大林さん:それは学研のカリキュラムが終わった子向けなので、弊社の方で独自にさらに勉強したい子を対象にやっています。

 

コードを打つようなレベルのものをやっているんですか?

 

大林さん:そうですね。今は3D CADで設計するなど、かなり本格的にやっています。一応学研のカリキュラムが終了した方向けなので基本はわかっていますし、ブロックもあるのでブロックも引き続き使って、一部3Dプリンタなんかを混ぜてという形でだんだん本格的になっていきます。

 

お子さんが興味を持つと継続的にやっていけるから、すごくいいシステムですね。最後は3Dプリンタと混ぜて学べるというところが。

 

大林さん:3Dプリンタを混ぜてというのは夏休みのNPOさんとの、今度冬にやりますけれども、そういうことも定期的に混ぜながら今までもやってきていたので、その辺は楽しいかなと思います。プログラムを打ち込むのももちろんいいんですけれども、それがロボットとして作用する、思ったように作用しないというのが見えるのはすごくいいのかなと思います。ソフトだけではなくメカも含めて考えられるので、3Dプリンタもできるのはいいかなと思います。

 

他社さんのいわゆるプログラミング教室との差別化にもなりますよね。

 

大林さん:そうですね。差別化にもなるかもしれませんけど、みんな自由にやっている感じです。子どもと3Dプリンタをやっているとみんなそれぞれ面白いものを作るので、見ていると楽しいです。

 

通われているお子さんの保護者様のご反応はいかがですか?

 

大林さん:毎回何らかのロボットができあがるので、とても楽しそうに。やはり保護者様のときはこういう教育自体がなかったと思いますので、できたものに対してすごく嬉しそうです。

 

そういえばプラレールが上に走っていますがこれは何ですか?

 

大林さん:いくつかプラレールのモノレールを設置しています。入口付近には「電車時計」と呼んでいるものがあり時間になると周回します。たとえば11時になるとアレクサが「11時です」と言ってプラレールがくるっと周回します。

 

かなり愉快な職場ですね。お子さんが来てもなじみやすい環境でしょうね。

 

大林さん:そうですね。勉強というよりは、こうやって使うんだという事例を見てもらえればいいかなと思っています。

 

事例重視のプログラミング教室さんは少ないですよね。ブロックプログラミングだけとかViscuitだけというところの方が多くて、実物が目に見えるというのは取材していて初めてです。

 

大林さん:うちはどちらかというとそっちの方が多いかもしれないです。3Dプリンタを使っていろんなものを作っていますので、その辺の事例もたくさんあります。

 

もう一番上の新コースに進んでいるお子さんもいらっしゃるんですか?

 

大林さん:今は2人います。6年生です。好きなんだと思うんですけど、楽しそうにやっています。この間は3Dプリンタもやっていましたし、新しく自分たちで考えてロボットを作ろうみたいなことをやっています。その中で今までやったことの復習というか、忘れていることもあるので、見直しみたいなものも入っていると思います

 

コードを打ってというのは、中学生ぐらいじゃないとなかなか難しいところもありますよね

 

大林さん:コードまではまだ行っていないかもしれないです。Arduinoをmicro:bitに変えて、ちょっといろいろ変えているというのが実態です。やればできると思いますけど、そんなに慌てずに。むしろ考えるように、自分たちでやりたいものを実現するような形で今はやっています

 

お子さんたちがものを作っていけるというのはいいですね。実体があるのがすごく魅力的だなと感じました。

 

大林さん:そうですね。FabLabには専門的ななメンバーが多くて、ルンバを自分たちで動かそうみたいなグループもあります。そういうのを横目で見られるのも、お子さんたちの刺激になるかなと思っています。隣で3Dプリンタをやったり、レーザーカッターをやったりしていますので。そういうのを何となく一緒に見ています。子どもにとっては楽しいと思います。

おおたfabの情報はこちら

 

テクテク編集部あとがき

単なるプログラミングやロボット教室ではなく、実体のあるロボットや作品が作れるという点で画期的な教室と思いました。子どもにとって形のあるもの、目に見えるものになるというのは達成感も味わえますし何より何を学んでいるかが理解できるところがスマイルリンクさんの面白さだと思います。

 

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