現役大学生による子どもが変化するプログラミングスクール
2021.10.25
 

  R-tech 守屋亮太さん

 

概要
ベンチャー気質の高い関西の名門立命館大学経済学部の学生、守屋亮太さんが立ち上げた地元密着のプログラミングスクールR-tech。学生ならではのレッスンスタイルや生徒さんの反応についてお聞きしました。
 
 

 

守屋さんがプログラミングに興味を持たれたキッカケを教えてください

守屋さん:当時ブログをやっていて、サイトを作っていくなかでプログラミング言語というものに興味を持って、やってみたいと思ったのがきっかけです。企業のインターンに参加することを目標にしてプログラミングを独学していました。インターンシップはウェブサイトを開発するベンチャー企業へ行き、そこでプログラミングを用いてWebサイトの運営などを行っていました。

 

子どもたちにプログラミング教育を提供しようという思いはその経験から生まれてきたのでしょうか

守屋さん:プログラミングを自分でやっていて、楽しかったということがありました。就職活動が一段落ついて時間に余裕が生まれてきたので「子どもたちにプログラミングを教えられたらいい」と思い、活動を始めました。

夏休みにかけてイベントを行い、50人ぐらいの小学生に来てもらいました。学年は本当に幅広く、低学年から高学年までいました。現在は土曜日をオンライン、日曜日は対面の教室でレッスンしているのですが、3年生の男の子が2人、5年生の女の子が1人います。

 

オンラインでの指導に大変さはありますか?

守屋さん:やはり大変ですね。ZOOMでは手元が見えないので、たとえばマイナスを入力するのにもとても苦労します。ですが、楽しいです。子どもたちの笑顔が見られたときは、やっていて良かったなと思います。

 

対面のレッスンでは、ロボットを使っているそうですが

守屋さん:そうですね。KOOV(クーブ)を使っています。KOOVという教材自体、「こういうものを今作りましょう」というパッケージがあり、組み立て方とかプログラミング方法もすべて確認できるので、それを見ながら作品を作ってもらいます。また子どもたちがKOOVに慣れてきたら、一から自由制作という形で作ってもらいたい、そのように思っています。

 

子どもたちの飲み込みはどうですか?

守屋さん:子どもたちによって違っていて、大人もびっくりするくらいの作品を作る子もいれば、なかなか集中がもたない子もいたり、本当にいろんな子がいます。でも、みんなプログラミングが好きで、他の勉強に比べるとスイッチが入りやすいと思います。ゲーム感覚でできるので、そういう点でプログラミングという授業に面白さを持って子どもたちには取り組んでもらえています。

 

出典:R-tech

 

飽きてしまった子どもには、どう対応していますか?

守屋さん:なぜ飽きてしまったかを探ります。飽きてしまった子は「次はこんなのをしたい」と言うことがよくあります。KOOVに飽きて、「Scratchをやりたい」という子もいるので、僕は基本「いいよ」という感じです。塾長からも「子どもたちが楽しんでもらえればいいから、別にああしろこうしろと言わなくていい」と言われているので、そのような感じでやっています。

 

子どもを教えていて、うれしかったことはありますか?

守屋さん:子どもたちが楽しそうにプログラミングを学んでいて、ずっと同じことに関わっていると成長を感じることがあります。僕は半年間ぐらい塾で教えていますが、その成長を感じられたときは、すごく嬉しいです。対面の授業で集中が続かない子がいたのですが、最近はしっかり座って90分間集中して作品を作れるようになってきていて、成長を感じました。

出典:R-tech

 

テクテク編集部あとがき

大学生ならではのフットワークの軽さと生徒さんとの年齢の近さが功を奏し子どもたちの表情まで変えてしまうプログラミングスクール。夢中になれるものを子どもたちに提供できていることはすごいことだと思います。

 

 

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