ゲームばかりしている子供の視力低下を予防する3つの方法
2021.10.19

近年新型コロナウィル感染症による外出自粛の影響で、自宅で過ごす時間が増え、テレビゲームをしたりYouTubeで動画を視聴する時間が長くなったと答える方が増えています。特にYouTubeでは2020年9月の日本国内の月間利用者が6,500万人を超え、これは前年同月比で80%以上の増加であったという結果(1)になります。

これは小学生も例外ではありません。子供がゲームやYouTubeばかりして頭を悩ませているママさんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。以前テクテクが小学生の子供を持つママさん向けにアンケート(2)を取った際にも、子供に動画を見せてダメだったと思う事の理由として「スマホとの距離が近く目が悪くならないか不安」などの回答を複数頂いており、デジタル社会の現代において視力の低下は切っても切り離せない心配要素となっているようです。この記事では、ゲームや動画ばかりの子供の視力低下を予防する3つの方法をご紹介します。

 

(1)出展:Google Think

https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtube-recap2020-2/

 

(2)関連記事:「コロナ禍でこどもの動画視聴はどうなった?」550人のママさんに聞いたこどもたちのインターネット動画との付き合い方

https://tech-2.jp/posts/570/

 

目次

1. 視力低下によって引き起こしてしまう視力以外の影響

2. 視力低下を予防する3つの方法

3. ゲームばかりも悪いことじゃない?遊びが学びになる体験

 

 

1. 視力低下によって引き起こしてしまう視力以外の影響

 

視力低下と聞くと視力のことばかりに目が行きがちですが、身体に与える影響はそれだけではありません。一般社団法人健康長寿の調査結果(3)によれば、視力低下によって「眼精疲労」、「肩こり」、「注意力の低下」、「頭痛」、「認知症リスクの増加」、「倦怠感の増加」、「情報処理能力の低下(学力の低下)」などを引き起こす可能性が指摘されています。疲れ目の場合は睡眠を十分にとることでで解消されますが、眼精疲労の場合それらの症状が長続きしてしまいます。このような影響を受けないためにも、日頃から眼を大事にする取り組みが大切になります。

 

(3)出展:【眼科医が教える“視力が低下してしまうPCやスマホの使い方”が明らかに!】視力を維持するためにするべきこととは?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000051432.html

 

2. 視力低下を予防する3つの方法

それではどのような取り組みをすれば視力低下を予防することにつながるのかをご紹介します。

 

  • ゲームや動画を見る合間に、時々遠くを見るようにする

パソコンやスマホなどのモバイル端子、ゲーム機などはつい見入って顔を画面に近づけがちです。近くのものを長時間見続けるときは、時々目を休めるのが大切になります。近くのものを長時間見続けていると水晶体と呼ばれる組織が膨らんで元に戻らなくなってしまい近視が進む原因になります。そのため、目を休めてあげる必要があり、その方法として時々遠くを見ることが有効です。お子さんにはテレビゲームをやる時間や動画を見る時間を制限するか、15~20分やったら20秒以上遠くを見るように声をかけてあげるといいですね。寝る1時間前はゲームや動画をやらせないことも大切です。

 

 

  • 太陽光を浴びる

太陽の光を浴びることでヒトはビタミンDを生成し丈夫な骨や歯を作りますが視力にとっても大事なことです。台湾で行われた研究(4)では、週に11時間以上、明るさ1000ルクス以上の光を浴びることで視力低下を抑えられることが分かったそうです。台湾で10年ほど前から小学校で2時間、屋外で過ごすようにしたところ、視力0.8未満の小学生が5%減ったとのこと。太陽光をしっかり浴びることは、子どもの心身の健康に役立つとともに、近視の進行を防ぐ効果も期待できます。人の少ない場所でお子さんとお散歩をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

(4)参考:視力ケアセンター

https://www.shiryoku15.jp/outsideplay

 

  • 目に優しい栄養素を取る

やはり身体を作るのは栄養です。目にとって特に重要な栄養素はビタミンB群とビタミンAであると言われています。ビタミンB1とB2は、視神経の働きを高めて視力の低下を防ぐ役割があり豚肉やサバ、玄米などに多く含まれています。また、レンコンにも目にいいビタミンB1が含まれています。ビタミンB2は網膜の働きを助けて目の充血を解消したり視力回復にも役立ちます。レバーや納豆、卵や海苔などに多く含まれています。ビタミンAは疲れ目やかすみ目などの改善に役立ちます。ニンジンやホウレンソウ、カボチャを食べると良いでしょう。

 

 

参考:快適視生活応援団

https://www.kaiteki-eye.jp/mame/16/

 

3. ゲームばかりも悪いことじゃない?遊びが学びになる体験

 

ゲームや動画ばかりだと心配になりがちですがゲームや動画によって、発想力が豊かになったり、自分で興味を拡げるという良い側面があると考えるママさんもいらっしゃいます。

子供は好きなことから興味を深めていくものですから、何かを学ぶキッカケが遊びであることも珍しくありません。テクテクが推奨するSTREAM(ストリーム)教育では、子供たちの好きなことを大事にし、それを最初のキッカケとして知識や興味を拡げていく学びを大事にしています。ゲームや動画がキッカケでプログラミングを覚えたり、ロボットを作ったり、CGを作ったりすることも珍しくありません。

テクテクでは、そのような学びのキッカケを提供する小学生向けのSTREAM教育イベントを定期的に開催しています。お子さまが楽しみながら自分自身の可能性を拡がるキッカケになるよう精一杯運営していますので、よかったらお子さまと一緒に遊びに来てください。

 

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