日本おもちゃ大賞2019エデュケーショナル・トイ部門優秀賞を受賞! Gakkenニューブロックプログラミング
2021.08.12

 

株式会社学研ステイフル トイ企画制作課 課長 阿部瑞希さん

 

概要
まだまだ小さいお子さまがいらっしゃるママさんパパさんなら、学研のニューブロックはなじみのある玩具です。おうちのおもちゃ箱でも幼稚園、保育園や施設でもよく見かけます。ブロックはカラフルで大きめで柔らかさのある素材なので安心、まだまだ幼い子どもにピッタリです。このニューブロックに動く・光る・音が出る機能が加わり、「Gakkenニューブロック プログラミング」が発売され、日本おもちゃ大賞2019 エデュケーショナル・トイ部門 優秀賞を受賞しました。パソコンを使わず、プログラミングを学べるという学研のこだわりも継承されています。このプログラミング玩具、お子さまはもちろん、ママさんパパさんからの支持が高く、SNSでちょっとした騒ぎになっています。前回、カードでピピッと はじめてのプログラミングカーでも取材させていただいた学研ステイフル トイ企画制作課 課長 阿部瑞希さんに改めてお話をお聞きしました。

 

Gakkenニューブロック プログラミングのセールスポイントは何でしょうか?


阿部さん: ニューブロックのユーザーのお客様から「作ったニューブロックを動かしてみたい」というお話を昔からいただいていて、プログラミングという難しいものを遊びながら学べたらいいと思って作ったのがこちらの商品です。セールスポイントはニューブロックが動かせるというところ。いつものニューブロックの遊びだけではなく、自分が何を作って、それをどうやって動かそうかという動きまでを考えて作っていくことができるところですね。組み方はそのままなのでニューブロックで遊んでいたお客様ならスムーズに考えて動かすことができるのがポイントになっています。



 

Gakkenニューブロック自体はよく見かける玩具ですが、プログラミングにまで繋げることには心配はありませんでしたか?


阿部さん: そうですね。対象年齢を少し変えたところがポイントになっています。ニューブロックの対象は1.5歳からとなっていますが、ニューブロックプログラミングでは4歳からです。繋ぐという作業を繰り返して楽しむのが2歳頃、縦に組んだり、横に組んだり、斜めに組んだりが上手にできてきて、自主的に楽しめるようになるのが3~4歳、自分の考えを形にできる年齢が4~5歳といわれているので、年齢でターゲットを絞ってこちらの商品を展開しています。ブロック遊びを経験してさらに自分のアイディアを形にできる年齢とはなっていますが、色での識別なので、年齢に達していなくてもご兄弟でも遊んで頂くことは想定して作りました。

製品化にあたって苦労された点はどこでしょうか?


阿部さん: カラーセンサーがすごく大変でした。まず成型色が安定していないとカラーセンサーの認識が難しいのですが、さらに色が7色もあるというのも難しいポイントです。他社さんにもカラーセンサーを使っている商品はありますが、これほどたくさんのカラーセンサーを搭載しているものは少ないです。でもお子さまたちはこの人形を自由にさして感覚的にもプログラミングに取り組めて楽しんでいるので、この形にして良かったなとは思っています。

 

白い素材に色を塗って読み込ませたりはできますか?


阿部さん: エラーになります。ゴミが付くとダメで、「マジックで塗らないでください」と注意文に書いてあります。外部の光を遮断するためにコクピットのフタを黒くしていますが、そのくらいカラーセンサーはとても繊細です。

読み取り開始ボタンを押すと一瞬ピカッと光ります、わかりました? 反射で読み込んでいるのですが、ここがすごく大変でした。

なぜ色をスキャンさせようと思われたのですか?


阿部さん: 赤と青がわからなくてもこれとこれは違うということがわかってくるのが2歳ぐらいです。同じ色だけのブロックはあまりないと思うのですが、ブロック遊びを通じて、いろんな色があって楽しいんだよというところも通して、作品の風合いが出せると思うのです。ご兄弟で遊ぶ際にもすぐに認識できるのは色だと思って、色が違えば違う命令になるんだ、じゃあこれに乗せたらどう動くんだろうと実験しながら遊んでもらえればいいかなと思っています。最初のルールだけ決めて、好きなカラー人形を乗せてどうやって動くのか検証しながら、実験しながらわかってくれればいいと思って、色で命令を与えたいと思いました。

自分たちには思いつかない作り方をした事例はありますか?


阿部さん: Instagramで作品コンテストをやっているのですが、その中でもプログラミング関係で動きのある作品が続々と増えています。回転寿司ですとか。すごく面白いです。 ほかに面白いなと思ったのが、怪獣のようなものを作って歩かせていて、これは私の想定外でした。大人だと動力がある乗り物等を作ると思うんですけど、このお子さまはニューブロック プログラミングのゆっくりとした動きを使って新しい作品を組んでいて、上手だなと思いました。


 

Gakkenニューブロック プログラミングの将来的な展望はありますか?


阿部さん: やはりいろいろな作品。お客様とかお子さまが作って「すごい」と思う作品をどんどん増やしていただきたいですね。ブロックって単色ではないと思うのです。カラーがあるからブロック遊びは楽しくて、それを踏襲したくてカラーセンサーを使ったのですが、彩りのある面白い作品を作っていただけたらなと思います。

テクテク編集部あとがき

ママさんが大好きInstagramでは、ニューブロック関連のハッシュタグがちょっとした騒ぎになっています。ママさんパパさんとこどもたちの合作やクリエーターの作品もあって、こういう使い方もあったのかとアイデアが膨らみます。学研ステイフル主催のニューブロックコンテストは8月31日まで申し込み受付中。今年からInstagram上でカンタンに応募できるので、夏休みの自由課題にもピッタリではないでしょうか。今後、テクテクもいくつかサンプルを作って、紹介してまいります。ぜひともご覧ください。

 

 

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